大手ニュースサイトでも警告!海外バイナリーオプションの危険性
冷静に業者の信用度を判断しよう
10月30日に配信された記事に当webサイトでも警鐘を鳴らしていた海外のバイナリーオプション業者に関する文が載っていました。
■いとも簡単に海外バイナリーに参加してしまう日本人
これまで私たちは、お金のこと、数字のことについて、考え、意見を発信し、議論することを積極的にしてこなかったのではないでしょうか。そのツケが少なからず現れていると感じます。
ひとつの例としてあげられるのが、海外FX業者の問題です。FXは外国為替証拠金取引の略称で、通貨同士の交換率(ニュースなどでよく耳にする「1ドルが100円」というあれです)を対象とした金融商品です。国内のFX業者は金融庁の管轄下にあり、最大レバレッジ規制や顧客資産の分別管理(ユーザーの運用資金をFX会社の資産と分けて管理する)など、しっかりしたルールのもとで運営されています。
ただし金融庁未登録の海外FX業者が日本人を相手に商売を行っていることが、最近急激に問題化しています。金融庁の管理外にあるため、ギャンブル性が高いルールで取引ができてしまうのです。これだけならユーザーの不利益には必ずしもなりませんが、一部の海外FX業者は、特にバイナリーオプションと呼ばれるFXの派生商品において、ユーザーに入金はさせるものの出金をさせないなど、悪質な行為を行っていることが問題になっています。
こういった海外FX業者は、射幸心を煽るインターネット上の広告で集客をしています。これに対して日本では金融や投資のことを学校では教えませんから、冷静に考えればうさんくさい広告でも、疑わずむしろ興味を持ってしまう人がたくさんいます。また、自分が入金したのが海外の業者であることすら気づかない人もたくさんいます。バイナリーオプションは本来は正当な金融商品ですが、あたかもギャンブルのような存在と見なしてしまい、結果として多くの参加者が資産を失います。
(※引用:Yahoo!ニュース)
海外のバイナリー業者でもしっかり運営している業者はいくつかあると思いますが、一部では「出金できない」悪質な業者も報告されています。以前も毎日新聞が海外業者のoption99を名指しで掲載していましたね。
(※該当記事は現在削除されている模様)
しかも海外での取引は日本の規制の影響を受けないので今でも審査なしで口座を作れ、60秒といった短時間後にレートが上がるか下がるか予測するというギャンブル的な要素が強い取引ができます。
敷居が低いのでどんな業者が運営しているのかを調べもせずに簡単に入金してしまったり、取引でも一度負けても次で取り返すというようにズルズルと続けたり、投資をするなら絶対に必要な相場分析の方法を学ぶといった基本を忘れがち。
つまり海外業者ではギャンブルのように取引して損失が膨らんでしまったり、出金条件を知らずに利用したために出金できなかったりというリスクが高いのです。
その点、国内のバイナリーオプション業者は金融庁の監督の下に経営・運営しているので出金も安心してできますし、規制でギャンブル要素の殆どが取り除かれたので無謀な投資をしない限りは海外業者より安全。
記事でも触れていますがバイナリーオプションは金融商品です。大切なお金を運用するなら安全で安心な業者を利用してコツコツ利益を狙い、ちゃんと出金できるところで投資するべきでしょう。
2014年11月19日時点での情報 | カテゴリ:豆知識