バイナリーのステマ被害が拡大中!2ちゃんねるの次はツイッター
減らない悪質なステルスマーケティング手法
2チャンネルそっくりに偽装したバイナリーオプションのステマ広告が出始めたのは最近のこと。このサイトでもステマ被害にあわないよう注意を呼びかけていました。その一部がこちら。
・2ちゃんねるの口コミは嘘?バイナリーオプションのステマに注意
・バイナリーオプションで詐欺にあった人の話
・投資で稼げると謳いDVD商材を販売した業者が逮捕される事件
新聞やNHKなどのニュースでもとりあげられていましたが、ステマ広告のなかには一見2ちゃんねるの書き込みのようにしか見えないよう偽装したものもあり、とくに20代~30代の若い層を中心に被害が拡大しているとのことです。
そして最近ではツイッターにもステマ広告が溢れているという情報をキャッチしたので早速調査してみました。
広告は「最新のお小遣い事情がやばい」として、「実は一般人にバブルが起きている」なる記事にリンクを貼っている。ジャンプ先は金融サービスのひとつ・バイナリーオプションの宣伝記事。それも悪名高き、2ちゃんねるもどきのステマ広告だ。
(週間アスキーPLUSより)
これは2015年1月22日に掲載された週間アスキーPLUSの記事を抜粋したものですが、要約すると有名人の顔写真といっしょにバイナリーオプションの広告を投稿するという悪質なステマ行為が行われているということ。
しかもほとんどは金融庁が警告している海外の無登録業者へと誘導するものばかりです。著作権や肖像権を無視し、まるでその芸能人が関係しているかのように装ってステマ行為を繰り返していたこの投稿者のアカウントを調べてみたところ、すでに過去の投稿を削除していました。
そこで問題のアカウントで使われていた「最新のお小遣い事情がやばい」というワードで検索してみると、出るわ出るわのステマ記事。ツイッターの投稿者と同じ人物かどうかは不明ですが、Facebookに投稿してURLを貼りそこから広告サイトへ飛ばすような記事がいくつも見つかったのです。
トラブルにあわない為にも、もし簡単に稼げるとして海外業者へ登録するよう促されたり、攻略法を教えるからといわれてメールアドレスを入力するようすすめてくるサイトに出会ったらまず疑って掛かった方がよいでしょう。
これまでもバイナリーオプションは日本の金融庁に認められた業者で取引するよう金融庁や消費者生活センターなどが警告しています。詐欺やトラブルにあってからでは遅いので、みなさんも十分注意してください。
2015年01月26日時点での情報 | カテゴリ:豆知識