値動きの小さなレンジ相場でも利益獲得のチャンス

FXや株式は値動きの幅が損益の大きさに直結する

FXや株式などの金融商品では、購入時の価格（レート）からどれだけ値動きがあったかで損益額が大きく変わります。

例えば100円で買ったものが1ヵ月後に1,000円になっていれば900円の利益になり、逆に10円になっていれば90円の損失になるわけですね。

相場に値動きがあればあるほど利益が大きくなるのですから、経済指標や要人の発言などの相場に大きな影響を与えるタイミングが大きなトレードチャンス。

とはいっても相場の動きを見ていると圧倒的にレンジ相場になっている割合が多く、トレンド相場ばかりを狙って取引するには常に相場の動きを追わなくてはいけないので、サラリーマンなどにとっては時間的にも厳しいのが現実です。

バイナリーならレンジ相場でも利益獲得のチャンス

相場が上昇するか下降するか、条件を満たすか満たさないかを予測するバイナリーオプションなら、値動きがほんの少しだったとしても条件を達成していればペイアウト率に応じて払い戻しを受けられるので、レンジ相場のような小幅な値動きしかない相場でもトレードチャンスになります。

例えば上記のようなレンジ相場があったとすると、レンジの上限と下限にレートが近づいた（タッチした）ときに相場が跳ね返る傾向にあるので、上限（下限）ではLOW（HIGH）ポジションを購入します。

もちろんどのタイミングで跳ね返るかを相場分析しながら見極める必要があるのでトレンド相場に比べるとより高い分析スキルが必要になりますが、移動平均線（MA）やボリンジャーバンドなどである程度の予測は可能。

例を挙げれば、MAやボリンジャーバンドが横ばいに推移しているときはレンジ相場だと判断できるので、MT4などを使って相場の動向を予測しながら上限下限でエントリーする、という戦略も使えるのです。

レンジ相場の判断方法と注意点

レンジ相場の見分け方

• 移動平均線（MA）やボリンジャーバンドが横ばいになる
• ボリンジャーバンドの幅が収縮して、横ばいになる
• 複数の移動平均線（MA）が収縮して、絡みあうように横方向へ動く

レンジ相場を見分けるには主にこの3点に注意していると早めに見つけることができるでしょう。

ただ、表示する時間軸によってレンジの抜けやすさは全く変わります。1分や5分など短い時間軸ではレンジの上限下限をローソクが抜けやすくなるので、跳ね返りを狙った手法を使う際は出来れば1時間などの長い時間軸で判断するほうがお勧めです。

またレンジ相場は長引けば長引くほどレンジブレイクしたときの勢いが強くなる傾向にあるので、MAやボリンジャーバンドの幅が拡大してきたり、上昇・下降の傾向が出始めたときは投資金額を抑えて注意深く相場の動向を追いましょう。

FXとバイナリーオプションを使い分ける

大きなトレンドが出ているときはFXで取引し、レンジ相場や小さなトレンド相場ではバイナリーオプションで取引するというように、FXとバイナリーオプションを使い分けるのもお勧めです。

国内でバイナリーオプションを取り扱っている会社なら、FX口座も作ることが出来るので、このように柔軟な取引が可能。これは海外業者には見られない大きな特徴の一つです。

各企業によって取り扱っている商品に違いがあるので、自分の取引スタイルと照らし合わせながら選んでみましょう。詳しくは各業者の詳細ページをご参照ください。