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スイスフランの恐ろしい動きで倒産に追い込まれるFX業者も!

イギリスの超大手FX業者「アルパリUK」が破産

スイスフランが高騰したときのチャート

15日に発表されたスイスフランの対ユーロ上限撤廃の報告で市場を大激震が襲いました。

ほんの数時間のあいだにスイスフランは対ユーロで3割近く急騰し、ローソク足の値動きをみるだけでもその異常なまでの値動きが見て取れます。

これを受けて欧州ではFX業者の経営危機が拡大。イギリスの大手FX業者であるアルパリUKが破産し、日本向けのアルパリジャパンも閉鎖するなど深刻な被害を受ける業者も。

金融庁は債権者や投資家の利益を保護するため国内保有命令を出し、アルパリジャパンの資金が国外(アルパリUK)へ流出するのを防ぐといった対応に踏み切りました。

ただし、日本国内でのスイスフラン取引高はFX全体の約1%以下と少なく主力通貨ではなかったので、今回の大変動でも影響は限定的だろうという見方も。(監督局証券課の見解)

日本国内に本社を置く業者が倒産するということは、今のところ心配する必要はなさそうです。事実、ゴールデンウェイ・ジャパンでは下記のアナウンスを出しています。

当社においては、スイスフラン急騰に伴いFX取引の一部のお客様に預託証拠金を超える損失が生じ、未収金が発生いたしましたが、本日15時現在未回収は3件を残すのみとなっております。
また、今回の相場急変時において、カバー取引による損失も生じておらず、15日以降についてもFX取引において営業収益を計上しております。
これらのことから、当社は、今回の相場急変による当社業績および財政状態へのネガティブな影響はないものと判断しております。
(※引用:2015/01/19のお知らせ)

スイスフランがあれだけの値動きを見せ、海外FX業者のなかには倒産するところもあるなか、既に対応がほとんど終わっているゴールデンウェイ・ジャパンはさすが大手というべきでしょう。

いざと言うときに金融庁が動いてくれることや、万が一業者が倒産しても信託保全で資産が保証されている安心感は本当に大きいものですね。もし信託保全のない海外業者を使っていると、出金できなくなるなどの危険があるので、業者を選ぶ際は慎重に行いましょう。

ページ下では日本国内で金融庁の認可を得てバイナリーオプションを提供している業者を紹介しています。信託保全などのセーフティーネットが充実している国内業者をお探しのかたは、TOPページ「項目別オススメ業者一覧」や各業者紹介ページを参考にしてみてください。

2015年01月19日時点での情報 | カテゴリ:豆知識

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