【超初心者向け】円高・円安のときのチャートの見方
「ドル円チャートを見ても、円高なのか円安なのか分からない・・・」
投資で利益を出すにはチャートで為替レートの動きを見ながら相場分析することが大切ですが、そもそもチャートの見方が全く分からないという人はここから少しずつ勉強していきましょう。
円高のときのドル円チャートの動き
通貨ペアの一つ“米ドル/円”が円高になった時のチャートがこちら。最初は「ラインが下がっているのに円高なのか?」と不思議に思うでしょう。
ここが混乱するポイントなのですが、チャート上の線が下がっているから円の価値も下がっているというわけではありません。
ニュースなどでチャートが出る時は日本人にわかりやすいよう「円」の値動きに焦点をあてているので、取引で見るときのチャートとは上下が逆の表示になっています。円高のときは線も上昇しているので見やすいですよね。
ただ、世界の基準通貨は米ドル。つまり米ドル/円や米ドル/カナダドルのような場合、線が下がっている=米ドルが下がっている状態ということです。
線が下がっているのに円の価値が上がっている、これを知らずに逆の意味で相場分析をしてしまわないよう注意しなければいけませんね。
この基本を抑えてチャートを見ていけば大丈夫。
たとえばユーロ/円のときに線が下に動いていると「ユーロが売られている(円が買われている)」と分かりますし、ユーロ/米ドルの線が上に動いているときは「ユーロが買われている(ドルが売られている)」ということが直ぐに読み取れます。
最初は戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。
2015年01月16日時点での情報 | カテゴリ:相場分析の基本